誰になりたい?
疲れた日は、夕飯中の子どもとの会話が癒される。
何の前振りもなく突然
いちぼう「いちぼう、ママの全部がいいから、ママになりたいな。」
私「え?何?何?なんで?ママの全部って特にどこがいいの?」
いちぼう「苦いものも食べてるから。」
私「え?これ?(私のおつまみ用に作った春菊の天ぷら(笑))」
いちぼう「うん。」
私「いちぼうも食べれるじゃん。でも前に苦いって言ってたからいらないかなと思ったけど、いるの?」
いちぼう「うん。」
珍しく遠回りな催促!!
私「なーんだ、ママがいいって春菊のことだったのか。」
いちぼう「他にもあるよ。お寿司屋さん(回転寿司)でも、いちぼうが好きそうなものいっぱい食べてたし。」
私「え?!いちぼうには、(回転寿司で)一度もそれだめよって言ったことないし、好きなように食べてたじゃん。(実際子ども向けっぽくない渋めのものばかり。)」
いちぼう「うん。」
笑
私「なーんだ、やっぱり食べ物かぁ(笑)。」
いちぼう「違うよ。他にもあるよ。」
私「何?」
いちぼう「夜、絵本を読んでくれるときに、ママはいつも喉が痛くなるって言うから、どれくらい痛いのか知りたいなぁって思って。」
そこ!?
確かに私は発声の仕方が悪いのか、寝る前に布団に入って絵本を読み聞かせているとすぐに喉が疲れてきて(ま、半分は二冊くらいで勘弁してもらって早く寝たいからなんだけど。)、
たくさん読んで欲しいいちぼうに対して“もう9時過ぎたから”と“喉が痛くなったから“
と言って終わらせてもらっている。
時々
いちぼう「今日は何冊読める?」
私「うーん、喉の調子によるかな。喉が痛くなるまで。」
なんてやりとりもしている。笑
そこだったか~。
気になってたのか~。
それだけ、いつも絵本を読んで欲しいのね。
意表を突かれて大笑い。
ちなみに、この会話を聞いていたたくにいは、
たくにい「ぼくは、やっぱりぼくでいたい!」
私「お、いいね!どうして?どこがオススメ?」
たくにい「毎日わくわくドキドキして、とにかく毎日楽しいんだ。誰か、ぼくになってみたいって言う人いるかな?」
たくにい、ママはたくにいになってみたいよ!
写真は、いちぼうも物作りが好きなようで、ミニプラモデル作成中。