《仕事》嬉しいこと。共感してくれる人がいる、見てくれている人がいる。
プライベートだけでなく、
実は仕事でもそれなりに嬉しいことや充実感はたくさん☆
少し前の話だけど、
朝の会の最中、たまたま用事があって入ってこられていた先生から
「朝の会が凄い!いいね!」
と大絶賛のお言葉を頂いた。
え?何が?私、何してた?と戸惑ったけど、
子どもを元気にする明るい雰囲気とテンポの良さと、こどもへのレスポンス・・・がよかったらしい。
そう感じ、伝えてくださることがまたその先生だからこそなんだけど、
初任者たちに、
「とにかくさくらっこさんの朝の会を見ておいで!」
と勧めてくれ、参観があった。
特別な何かをしてる訳ではないけど(そういえば、他の先生がどんな朝の会をしているのか、知らないなぁ)、
同じプログラムに見えても、雰囲気や声かけは千差万別。
同じようで、違うんだよね。。。
私は、「健康観察」では、私が一人ひとりの名前を呼ぶことにしている。
毎日必ず全員の名前を、確実に呼べる貴重な時間。
そして、必ず目を合わせるようにしている。
目を合わせる=お互い心を向き合わせる姿勢、と捉えており
これができていれば、こどもと大きく人間関係がこじれることはないのかなと思っている。
目が合いにくかったりすると、「今日は何かあったかな?」とむしろ子どもの心のバロメーターにもなっている。
また、返事をした後は「いいね!」「いい返事!」「手の挙げ方、いいね!」「いい笑顔!」など、一言褒めて返す。笑顔を返す。
毎日必ず全員に、いい声かけができる貴重な時間でもある。
もちろん、「普通です。」「まあまあです。」「眠いです。」そんな子もいる。
それに私も応え、やりとりを楽しむ。
最後は、みんなに私の名前を呼んでもらい、私が元気にいろんな返事の仕方で返すと子どもたちは喜んでくれる。
「はい!もりもり元気です!」と言って以来、“もりもり”がないと
「今日は“もりもり元気”じゃないのか・・・。」と呟きが聞こえるのが可愛い。笑
朝は特に、元気な雰囲気、元気な担任の姿を見せるのが大事なんだろうな。
ある時は、メンターチームにお願いされて、私が主任を勤める図工の授業について講座を開いた。
学習指導要領のことや評価基準のことは、恥ずかしながら正直何も語れない。。。
だけど、少なからず私の図工指導を褒めてくださる先生がいらっしゃるので
今の私にできるのは、私流だけど、私のやり方を伝えてみること。
思わず段々熱くなってしまった。
でも、それを聞いて下さっていたベテラン先生が、メンターチームに
「さくらっこさんの温かい思いが溢れる内容ですよね。そして、何より楽しそうですよね!」
と言って下さった。
メンターチーム、うんうん頷いている。
なんだか凄く嬉しかった。
「楽しそうな姿を見せる」これも中堅の私の大きな役目なのかもなと思った。
実際、子育てしながらやりくりしている姿、早く帰る姿を見せておくことは
若手にとって大事なんだろうなと思う。
あまりうまくやり過ぎちゃうと、「あんな風にできて当たり前」「子どもがいてもあそこまでできる」とハードルをあげてよくないかもしれない。
前任校では、半分くらいが子育て中のパパ・ママさんだけど、皆ばりばりにお仕事をされていて、まだ第一子での復帰で慣れない私には、プレッシャーだったこともあったもんな。
家庭環境によって、やり方が皆変わること、
できないこともたくさんあること、
適度に適当にやる姿を見せることも大事。
でも、やっぱり私が一番できることは、子育ても仕事も楽しんでいる姿を見せること!
だって、実際めちゃめちゃ楽しいもん!
私の職場では、今学校づくりに向けて「目指すべき姿」を全職員で話し合ったり、
その実現のために何ができるか、何をするか、「学習」「心」「体力」のプロジェクトチームに分かれて話し合いをしたりしている。
私は、学年のメンバーの関係で「学習」チームに所属しているのだが
ある先生から
「さくらっこさんは、断然「心」のチームでしょ!なんで「心」にいないのよ。」
と言われた。
「○○先生と、この話し合いの時間いいよね、って話になったら、“さくらっこさんも同じことを言っていた”って言ってたよ。やっぱり同じ感覚の持ち主だよね。」
と言ってくださった。
同じことをしていても「時間の無駄」「どうせ話し合っても・・・」と思う人は少なからずいる。
働き方改革、といっていろんなものを無くしていこうとする傾向にあるけど
大事にしたいものは無くしてはいけない。
その大事なものの一つは、想い。
教師間で教育について熱く語り合えるなんて、なんて素敵な時間なの!と思う。
同じ感覚の先生方が職場に少しでもいるということは幸せなことだなと
しみじみ思った。
というのが、嬉しい出来事。
また、自分らしく頑張ろう。