《仕事》新年度の取り組み 3.学年集会〜学年目標を伝えよう&体験しよう〜
10連休も折り返し地点を過ぎた。
我が家は、遠出せず、近場をうろうろ。
いつもなら「旅行しなきゃなんだか勿体無い!」と思うのだけど、
今は、いつも通り朝に私の時間が取れたり、仕事に行きたくなれば仕事もして、
何にも追われず、毎日のんびりできる日々が本当に心地いい。
さて、
新年度の取り組みシリーズ 3.学年集会〜学年目標を伝えよう&体験しよう〜
年度始めに学年で集まって、担任の自己紹介をしたり、
学年としての思いを伝えたり、
最後はみんなで遊んだりするような集会。
目的は、学年で集まることでチームとしての意識を高めたり、
思いを共有したりするため。
今回は、学年目標(四年生に目指して欲しい姿とともに担任の想い)を
説明すると同時に、それを少しでも体感できればと、
ここでもPAを取り入れてみた。
もちろん、ただやらせるだけでなく、様子を観察し、今学年の子どもたちが
どのような状態にあるのか観察したり
振り返りをすることで何を感じたのか知ったり、
何を感じて欲しかったのか伝えたりした。
●復活じゃんけん列車
じゃんけん列車と同じ要領だけど、違うのは、負けたら、自分だけが
相手の列車の後ろに連結すること。
負けてもまた先頭になるチャンスが、巡ってくるかもしれないというものだ。
振り返りでは、
たくさん勝っても、一回負けたらダメになるから大変だった。
いつもと違うルールで面白かった。
負けてもまたすぐにチャンスがあるのが、面白かった。
などがあった。
失敗してもまたすぐにチャレンジできるっていいな。
●頭星人肩星人おしり星人
100人近くが体育館でやるのは、私にとっても初挑戦だったので
うまくできるかな?と不安だった。
タッチされても楽しいからか
ムキになって追いかけ回すこともないため
できた!
しかも、すぐに決着がつくかと思いきや、そこは“おしり星人を守りたい”(大体恥ずかしがる子が多く、消滅しやすい。笑)などの思いもあったのか、
最後まで、すべての星人が生き残った。
みんなでおかしなことを言いながら笑い合う。
タッチされても楽しい安心感がある。
こどもたちからもまたやりたい、と要望があった。
楽しかったなぁ。
●カテゴリーズ
仲間集め。
まずは、視覚で分かるものをと“上履きの色が同じ人”でやってみた。
振り返りをし、声を掛け合うことや集まった後も周りを気にかけて動くこと
などが挙がった。
お次は、“同じ誕生日月”。
12ヶ月分もあるし、100 人近くが本当に集まれるのか?
他の先生が一瞬「え?難しくない?」という顔をされていて
私は、「どうなる!?』とよりワクワクした。
2グループほど同じ月が分裂しているのが見つかったけど、思っていたよりできた。
1回目の振り返りを活かす姿もあちこちで見られた。
そして、最後は“四年生”
そう、全員。
これは、学年目標に関係していることなので全員で、一つの輪になりたかったのだ。
すべてはこのために、このアクティビティを取り入れたのだ。
「さぁ、みんなで一つの輪になりましょう。」
と言えば、簡単にできるだろう。
だけど、それは「言われたから、一つの隊形になった」に過ぎない。
しかし、今回は、
“自分たちで声を掛合いながらできた”とみんなで輪になろうという意識がある。
“今度のはすぐにできそうだ”という安心感と小さな達成感がある。
“ぼくたちは、みな4年生だ”という仲間意識がもてるのではないだろうか。
そして、学年目標で目指す姿はこれか!というのを改めて感じることができる。
最後は見事に、あっという間に全員で一つの輪が作れた。
個々の個性がありながらも
一つのチームになるといいな。