《仕事》一年間の「プログラムデザイン」を立ててみた
一度も出勤せず、遊び倒したGWだったけど、朝はいつも通り早起きして
自分時間は確保。
こどもたちが少しでも早く起きてくると(休みの日に限って朝が早いのは、子育てあるある。)
「まだ、早いよ。もう少し寝たら?」
と促すひどいママ(私)。
こどもたちの起床時間によって、私の朝の一人時間が変わる。
少しでも長く過ごしたければ
私がもっと早く起きるか(時々2時起床、あります。)、こどもたちに長く寝てもらうか、なのです。
最近ずっとモヤモヤしていたので、
その辺も整理するために「プログラムデザイン」を作りました。
友達がよくオススメしていて、私も昨年そのやり方を少し学びました。
でも、やりながら自分のやりやすい形にアレンジ。
年間計画を立てることって本当に大事。
立てたらより実感。
内容を少しご紹介。
1 課題把握
クラスのこどもたちの課題を付箋に書き留めていきました。
(でも実はその前に、いいところを書き留めてもみました。)
2 課題整理
課題を見ていると、私が今この子たちに「身につけて欲しい力」「育てたい力」が何なのか明確になります。
例えば、「人の話を最後まで聞けない」は、「人の話を最後まで聞く」という姿を願うから課題になります。「すぐにおしゃべりをする」は、「行動するときは、静かにする」「きりかえをする」姿を願っているからやめて欲しい姿です。
3 学級経営シート作成
2から育って欲しい姿を大きく3つに絞り、それぞれに具体的な項目を3つずつ繋げました。そして、その3つの柱を軸に、全体像としての姿も言葉で表現しました。
例えば、私の3つの柱は「言葉」「自分のこと」「友達を大切にする」です。
「言葉」と言っても、話す・伝える・聞く・書く→「思いを表現する」ことをイメージしています。中でも「話を聴くことができる」「言いたいことが言える」「言葉を大切にする」ことに重点を置きたいです。
「自分のこと」は、「自分づくり」をイメージしています。「やるときはやる(けじめ)」「さいごまでがんばる」「自分から進んで行う」を姿を目指します。
「友達を大切にする」では、「関わり」をイメージしています。「友達にやさしくする」「○○し合う(仲間のよさを知る)」「受け入れる(よさを見つける)」姿を目指します。
“これらを大事にしたいんだな”“これが、私が目指すこどもたちの姿なんだな”ということが明確になってすっきりしました。
ではそのためには、いつ、どこでどんな手立てができるかな?ということで
4 年間計画作成
上に挙げた3つを、何月頃にはこんな姿、何月にはこんな姿までいっているといいな、とスモールステップで細分化してみました。そこで私の場合は、主に特別活動が軸になってきます。では、このときにこんな姿を目指すために、この学級活動や行事でこんな取り組みをしよう、というような姿が思い浮かんできました。
そして、最後には「基礎・基本を身につけ、一人ひとりがキラキラ・生き生きした一年生」の姿があるといいなと思いました。
こんなのでいいのか、はっきり言ってよく分からないど素人ですが(公開するのが恥ずかしくなってきた・・・)、
計画を立てるのは自由です!
目指す姿がないと、自分の軸がぶれます。
目指す姿があるだけで、声かけひとつ、変わってきます。
昨年、クラスの子どもに言われました。
「先生は、ルールが少ないから分かりやすい。前のクラスのときは、ルールが多すぎて何がいいのか悪いのか、先生が何で怒るのかよく分からなかったんだ。」と。
年間プログラムとは少し話が違うかもしれませんが、
先生が「何を大事にしているのか」「何について注意してくるのか」
教師が明確にしておくこと、こどもにも分かります。
こどもも過ごしやすくなるうえ、こどもも一緒になってその姿に進もうとしてくれるのだろうなと思いました。
でもこれはあくまでも計画。
思い通りにいかないことも、
願っているだけではそうならないことも理解して。
そして、全体的にはそんな雰囲気を目指しつつ、個性も大事に!
楽しんでいきたいな。
こんな景色の中でみんなが輪になったり、転げ回ったりして、
笑顔も景色も雰囲気もあたたかで、キラキラ。
そんなのがいいな。