《子育て》遊びが学び〜たくにいのコマ研究〜
たくにいは、今、コマまわしに夢中だ。
昨年度も一時期ハマっていて、
食べ物(トマトなど)でも消しゴムでもレゴブロックでも何でも回してみたり、
レゴやアイロンビーズでもコマをたくさん作っていた。
そして、今年も同じ時期、学童で鉄芯の木ゴマをもらい、
オリジナルに色を塗りハマりまくっている。
バレンタインに同じものをあげたのに、まだ自分で買おうとしているほど。
関心するのは、ただ回しているだけではないこと。
バトルに勝つために日々探求と練習をしていることだ。
どれがいつ(昨年作ったもの、今年作ったもの、バレンタインにあげたもの)作ったこまか分からないが彼のコマ。(もっときれいに塗ろうう、と言いたくなる。グッ。)
どんなコマが強いか、
鉄芯がいいらしい。
本当に??と疑ってしまうのだが、
色の塗り方(デザイン)や色によっても違うらしい。
(色!?写真で見た限り、どれも変わり映えしない気はするが・・・)
ついには、セロテープまで全面に貼っている。
(よく見ると真ん中のコマ)
最近は、「フレームを付けるといいんだ」と厚紙をコマの上下にセットしてみたり
「重りをつけるといいんだ」とレゴブロックをセロテープで貼り付けてみたり
と進化をしている。
「こうすると衝撃を吸収して・・・」「これがぶつかった時に飛んでいくことで・・・」と、自分なりの見解を延々私に説明してくる。
「持久(長く回ること。)」「あばれ(一箇所に定まらず動き回ること)」「がんせき(上から落とすこと)」「空中戦(コマを床に着地させる前、空中戦でぶつかりあって戦うこと)」など
誰が考えたのか(ベイブレードの世界にあるのかな?)コマ用語も飛び交う。
練習の仕方も工夫していて、
アタック(紐を使って回っているコマを動かしぶつけること)に強くなるために水を入れたペットボトルを置いてそこに向けてやったり、
がんせきをするために、コマを落とす範囲をブロックで定めたりする。
その熱意たるや尊敬に値する。
遊びが学びに繋がること、
遊びが色々と大事な力を養ってくれていることを
いつも感じさせてくれる。
思わずこんなに夢中させちゃうような授業がしたいんだよなと思う。
どれだけ遊びと繋げられるか、なんだよな。
さて、私のコマはまだ無色。
何色をどう塗ればいいのかな。