バナナの食べ方 子どものアイデアを学ぼう
朝ごはんのデザートのバナナを食べ終わったいちぼう。
「今日のお船食べは、1回しか皮を向かなかったから、食べ終わったら
お船ができちゃったよ。」
とニコニコ。
確かに、お船だ。笑
最近の彼らは、バナナを横から食べる、通称“お船食べ”がブーム。
食べにくそうだし、見てても美味しそうじゃない。
でも、彼らにとっては、食べにくいとかそんなの気にならないし、味もバナナ。
むしろ、いつもと違って面白い。
楽しそうに食べる。
バナナの食べ方に限らず、子どもはいつも色々なことを思いついて試している。
遊んでいる。
このバナナの食べ方も、始めは「お行儀が悪いなぁ。」と思ったけど
でも、お行儀ってなんだ?マナーも大事だと思うけど、時と場合を使い分ければいいじゃない。
今は家の中。他人もいない。
楽しく美味しく食べてくれるなら、バナナだって嬉しいだろう。
むしろ、面白いこと大歓迎!
他にどんなバナナの食べ方がある?
私は、密かに色々考えてしまう。
子育てをしていると、「えぇっ!?」「何やってるの〜!!」と理解できない行動が
たくさんある。山ほどある!
でも、それをすぐに注意したり切り捨てたら勿体無いなと思う。
そう思えるようになってから、
クラスでも、そんな行動を見つけたり、誰かが「先生!〇〇くんがこんなことしてる〜!」なんて教えたりしてくれたら
「え?何々?面白そうだね。教えて!」「先生も一緒にやっちゃおうっと。」「よくこんなこと思い付くね〜。すごい!」と
入り込む。
そうすると、必ず笑いが起こる。
その子はてれる。
そして、その場にふさわしくないことをやっていた子(特に授業中、集中力がきれて、何かしら手を動かしていないと落ち着かない子♪)は、
すぐにやめようとするし、
私が「面白いね。でも今は、○○中だから、後でまたやろうかね。」と言うと
「うん。」と素直に受け入れてくれる。
子どもは面白い。
私にはない子どもの発想をどんどんキャッチして生きたい。
そしていずれ私が、そのアイデア、まるごといただくぜ!
バナナの皮に満足したいちぼうは、コップの上にお皿を乗せて
「パタパタパタパタ・・・ヘリコプターでーす。」
と言いながら、食器をさげにいっていた。
夫「面白いねぇ〜!」
私「面白い・・・けど、そのアンパンマンの食器割れたら大変だよ!!」
我慢ができず、止めてしまいました。