ママと先生、どちらも生かせ!ママ先生の自由帳

仕事(先生)も育児(ママ)も楽しみたい!毎日笑って過ごしたい!働きながらの子育ては、最幸の挑戦だ!と楽しんでいます。今しかできない、子育てをしながらの仕事や育児のことなどを思ったままに書き留める備忘録です。

今更ながら昨年を振り返る・・・私の成長と変化

友達がFacebookやブログ等で年末を振り返っていた。

大活躍ぶりがうかがえる中、私は特に大きな出来事は、なかった。

昔は、◯◯大会優勝!とか、◯◯合格!就職!結婚!妊娠!出産!

など大きな変化が毎年あり、ぐいぐい進む感じがあった。

でも、最近は、我が子たちに一年のニュースを独占されている。

それでも、実際によく振り返ってみると私自身にもたくさんの変化や成長があった。

いくつか紹介してみたい。

 

1 子ども達とのつながりが広がってきた、増えてきたと感じた

  

よく考えると私は、初めて一般級を担任したときは、5、6年と受け持ち、

その子たちは卒業。

その後、1年生を担任したものの、妊娠のため途中でお休みに入り、

復帰したときは、別の学校へ。

その次の学校でも、一年足らずで家庭の事情や妊娠で途中でお休みに入ったうえ、

復帰した時は別の学校へ。

今の学校は3年目に突入した。

過去2年間担任した子たちが、廊下で出会うとたくさん声をかけてくれるのだ。

クラブや委員会でも、担当した学年の子たちがいるというのはやはり実態が

よく分かっているだけに関わりやすい。

あぁ、私今まで繋がりがなかったんだな、(いつもあの子たち、どうしているかな、会いたいなと片思い状態で思いは募るばかり。。)

子ども達とこうしてどんどん繋がりが広がって過ごせるっていいな、

ということを初めて実感した。

これは、私にとっては大きな感覚だったのだ。

 

2 自分の教師としての成長を感じた。何より、研究会参加も楽しくて仕方がないし、

たくさん発言できるようになった。

 

私は、初任のとき、始めの2年間は個別級を担任した。

その後、5、6、1年(途中まで)を担任した。

毎日が不安だらけで、自信も持てず、うまくいっていない訳ではないけれど

教師としての手応えをまだまだ掴みきれず、なんとなく自信がもてるまでは

あと少し•••といった状態から、産休・育休に入った。

不安過ぎて、早く働きたくて、1年足らずで復帰した。

しかし、家庭の事情で半年でまたお休みに入り、なんとそこから産休・育休

なども重なり3年半も休んでしまった!!笑

復帰するたびに新しい職場に行くものの、こんな事情も知られないまま

年齢だけは中堅で、教員歴だけは10年ちょっとなんてついたりする。

実質の経験は、寄せ集めて5年くらいなのに。(一般級経験なんて3年•••)

不安過ぎて、いつまでたっても教員用のハウツー本が手放せずにいた。

そして、確かに復帰直後は新しい学校の、個性強い子ども達に私がうまく

対応しきれず苦労した。

でも、昨年、今年と経験を重ねていくうえで、ようやくクラスがうまく

まわるようになり、

ハウツー本を見ても、全部ができているわけではないけど、現にうまくやっていけているのだから大丈夫かなと思えるようになった。

それどころか、確実に若者に教える立場になっている。

私のやり方なんか教えていいの?とドキドキだったけど、

“若者に何を伝え、どう接すればいいか”を意識して

上司が若者へ伝える内容を私も傍で聞き耳を立てて(笑)真剣に聞き、

若者が学級経営がうまくいかなくて相談をうけていたりすると(聴くことが中心だけど)なんだかだんだん自信がもてるようになってきた。

何より、研究会に参加しても

みなが何を話しているのかわかるようになったのだ。笑

正直、私は初任の頃に抱いた 学習指導要領のことなど職員室で話題にされていること、研究会で授業検討されている内容などがよく理解できずにいた感覚を

ずっと抱いたままだったのだ。

それが、今年は「こうしてみたらどうかな?自分ならこうするな」と参加した

研究会では必ず意見を発言するまでになったし

(でもこれは、一昨年、人前で話すのがすごく苦手だったので、発言できる人になろう、もし発表者になったら“チャンス”と思って頑張ろうと決めて、頑張ったからだけど。)

研究会で得たことを、翌日からの学級経営などにすぐ生かしてみる行動力がついた。

それを楽しめる自分がいて、これまで義務で行っていた研究会が、楽しくなったのだ。

義務で行くか、学びに行くかの感覚で得るものも過ごす時間の価値も

すごく違ってくると思う。

せっかくの時間、無駄にしたくない。

せっかくの時間、少しでも楽しみたい♪

 

3 母として7年。子どもへの接し方が変わり、それが学級経営にも生かされている。

 

教員経験はまだまだ少ないけど、働いていなかった時間、何もしていなかったのというとそうではない。

母親という大きな経験をしていた。

人間になっていく様子を間近で見て(笑)、母親が抱える様々な思いを知り、

そして今年は、息子が小学生になり、小学生の保護者という立場も経験した。

保護者に共感できることが増え、保護者に話す内容も変わった。

私の子どもへの接し方が変わったからか、

子ども達から「先生、面白い」と言ってもらえるようになったし、

他の先生方から、子どもとの接し方や子どもたちとの距離感などについて

お褒めの言葉をいただくことが物凄く増えた。

 

ここについては、またゆっくり話したいが、

毎日がっつり経験している母親ということを生かさなくてどうする!

むしろ、今の私にはこれしか強みがないのかもしれない、と思えるようになった。

子育てで経験したことは、仕事にも生かせるし

仕事を子育てに生かさないとむしろ勿体ない!

子育てと仕事の両立は、大変は大変だけど、楽しいことの方が多いんじゃないかな。

むしろ、そうしたくてもできない人は大勢いる。

子育てをしながら働くことは、自分が選んだ道。

こんな状況に立てていることに、心から有難いと思う。

 

4 1、2、3があるからか、私の安定感が半端なく、これまで以上に1年間の中で自分に大きな波(特に落ち込む方)がなくなり、常に楽しく、前向きでいられるようになった。

ここが大きな自慢。

私は、この2年間、一度も仕事に行きたくないと思った日がないのだ。

(3年前は、頻繁に「仕事やめたい」と呟いていました。笑)

むしろ楽しくて仕方がない。

私、今また一人で笑顔になっている!と驚かされるほど。(怪しい人)

そして、もう前向き変換機能しかついてない!!と自分でも実感するほどなのだ。

 

この1〜4、どれもやっぱり大きな出来事だな。

すべて繋がっているのだけど、人として、教師として、母親として

成長した一年でした♪

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たくにい作

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いちぼう作(すべて私が作ったものを真似たんだけど、セロテープで貼られまくってメタリックなのがまた可愛い♡)