ママと先生、どちらも生かせ!ママ先生の自由帳

仕事(先生)も育児(ママ)も楽しみたい!毎日笑って過ごしたい!働きながらの子育ては、最幸の挑戦だ!と楽しんでいます。今しかできない、子育てをしながらの仕事や育児のことなどを思ったままに書き留める備忘録です。

子育てには、信念が必要 何を習わせる?

子育てをしていると、

目に見えない力を信じること、

自分の子育てのやり方を信じること、

我が子を周りと比べないで成長を見守ること、

 

“信じること”“成果を待つこと”の難しさ、大変さを感じる。

 

 

その例が、習い事かなと思う。

 

今の小学生は、習い事が多くて忙しいなんて話をよく聞くし、私のクラスの子どもたちを見てもそうだ。

そして、小学一年生のたくにいの同級生たちも一瞬にして習い事で一週間埋まっていったのだ。

ワーママたちは、忙しくて家で自分が教えている時間がなかったり

学童などで遊んで過ごすくらいならと習い事で一週間を埋めていることもよくある。

いや、別に習い事に反対しているわけではない。

お金を払ったぶんだけやはり、子どもたちは特別なことを学び、特別な時間を

過ごしているのだ。

そして皆、それを習わせたいという思いを持っている。

子どもがやりたがっているなら、何でもいいじゃないという人もいるだろう。

 

気になるのが

「◯くんがやってるならうちもやらせようかな。」

「みんなやっているみたいなんだけど、うちもやらせた方がいいのかな。」

なんていう声だ。

お母さん達は、みんな一生懸命我が子を育てていて、思いがあるが故に

いつも不安を抱えているのだ。

我が家は我が家、という思いでいることがいかに難しいかを実感させられる。

 

我が家では、たくにいは、保育園時代、皆が保育時間中に行ってくれる体操や英語教室に通う中

どちらも習わなかった。

それはものすごく少数派だった。

もちろん、やらせれば喜んだと思うが、体操教室は同じ曜日に同じような内容を

やっているから(これだけで、とんでもなく有難い話!)私は必要ないと感じたし、

英語は、

夫の「やるからには、継続(小学校に行っても続けさせる覚悟)が必要だし、家でもママが教えなければだめ。週に1〜3回少しの時間だけやらせて、何をさせたいの?英語なんて話せないよ。英語に親しませたいくらいなら家でもできるし、習い事の補助として家でもやるくらいの覚悟が必要。」

なんて言われ、「それもそうだな。私がそこまで頑張る覚悟はないし。笑」と思って

やめた。

その代わり、たくにいに「みんな習いごとを始めるみたいなんだけど、たくにいは

何かやってみたいことある?」と聞いてみた。

「うーーーーん。ピアノかな?」

と思ってもいない答えが出てきた。

え?今まで一度もそんなこと言ってなかったし、興味あるそぶりも見せたことなかったよ?そういえば最近CMで、「習い事は?」「ピアノ!」「野球!」とか

なんとか言っているのがあった気がしたけどその影響??

と驚いた。

でも直感って大事?

音に関する感覚は、小さいうちにって話もあるし、今しかできないことかも!

と思い、急遽某有名音楽教室に通うことになった。

これは、思いがけず、すでに今の彼のアイデンティティーの一つといっても

過言ではないくらいになっている。

その代わり!「やるからにはきちんとやること、続けること」を徹底して

たくにいには伝えている。

ピアノは、はっきり言って、家での日々の練習が大事なのだ。

習い事の日は、単なる練習の成果の発表にしか過ぎない。

これは本当に大変!

日々のことに降りかかってきて、たくにいも私も戦いだ。(詳しくはまた。)

 

そして、昨年の夏ころ、小学校にも学童にも慣れたたくにいは、

水泳を習い始めた。

私が水泳だけは、体力と心肺機能鍛えられるから習わせたかった思いがあるのと

学童から、自分たちだけでバスに乗って往復し(乗り遅れても、歩きで直線片道10分)、親が仕事中にできるということ(貴重な週末はできるだけ習い事をしたくない)、

サッカーや野球など、他のことに全く興味を示さないたくにいが

水泳ならやる!と言い、楽しいと言って通っているからだ。

本人の希望と、テストの多さ、金銭的お得感(笑)等で平日週に2回も通っている。

何より、ピアノと違って、プールでしか練習するしかないから行くしかない。

 

話がそれてきたが、あれもこれもー•••で多忙になるのはどうかなと思うのだ。

習い事で疲れている子どもたちは大勢いる。

習い事に行けばよしとなって、適当になっていないか?

その習い事を通してどんな力をつけさせたい?

習い事をすればその力がつくわけではない。

習っていればできるわけでもないし、力がつくわけじゃない。

家でのフォローも大事!!

家族の協力、家での練習や励ましが大事!

 

特に思うのが、

「家で勉強しない。勉強ができないから塾に通わせようかな。」

という発言。

「え?学校での勉強も困っているし苦痛に感じているだろうに、さらに勉強する場を増やしちゃうの?」

「学校での宿題すらしないのに、習い事の宿題まで増えちゃうよ?」

と私が不安に思う。

そして、学校でわからないことは塾で分からせる、じゃなくて

学校で分からないことは学校と家で分かるまでやらせたい、といつも思う。

そうできなくて、そうならなくて悔しく思う。

でもこれって大事な習慣じゃないだろうか。

中学校でも高校でも大学でも、勉強ができる人は、いつも授業が終わると先生に聞きに言ってた!分かるまで、先生や友達に聞いて取り組んでた!!

(そんな姿が思い浮かんだ教え子は、そういえば京大に入ってた!)

あ〜、そんな力(習慣)をつけさせたいなと今改めて思った。

 

「習い事の分、働いて稼いでいるからお金はいいのよ。」なんていうママさんもいるけど、

私は嫌。

せっかく稼いだお金を習い事につぎ込みたくない!笑

ちゃんと意味を持って、時間もお金も費やしたい。

 

こんなことを偉そうに言っているけど、私もママ友からの言葉に揺らぐことは

よくある。

でも、信念が大事!と自分らしくいられるのは

最後は、ずばり夫からの言葉。ご指摘。

ママは、情報交換が多いだけに、多くの情報にまどわされがちになる。

客観的に、第三者的に物を言ってくれる人も必要だなぁ。

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 ねぇ、ウミガメくん。はぁ、癒される。