ママと先生、どちらも生かせ!ママ先生の自由帳

仕事(先生)も育児(ママ)も楽しみたい!毎日笑って過ごしたい!働きながらの子育ては、最幸の挑戦だ!と楽しんでいます。今しかできない、子育てをしながらの仕事や育児のことなどを思ったままに書き留める備忘録です。

兄弟喧嘩のあとの振り返り。

昨夜の話。

私が先にお風呂からあがった後も、たくにいといちぼうはキャッキャと楽しそうのにお風呂で遊んでいた。

が、途中から喧嘩勃発。

激しく言い合っていたかと思ったら、「痛い!」「何でそんなことするんだよ。」「ギャー(泣)」と手が出ている様子。

「痛い〜!痛い〜!絆創膏がいる〜!」と泣きながらたくにいが飛び出してきた。

 

私はこの間、脱衣所で洗濯物の準備をしながら、二人の喧嘩のやりとりをなんとなく耳にしながらも「どうぞ、どうぞ、やってください〜」と見ることなく、感覚だけ感じながら見守る。

ふふ、飛び出して来たのは、たくにいか。

たくにい「目が痛い!絆創膏がいる〜!出して〜!(大泣)」

私「うん。でもまずはからだをしっかり拭こうか。濡れてると絆創膏も貼れないし。見たところ、絆創膏を貼るような傷はなさそうだよ。」

たくにい「それなら、冷やす〜!」

 

いちぼうがあがってくると、お互い「たくにいがこうしたから」「いちぼうがこうするから」と言い分を叫んでくる。

 

喧嘩の内容は、私がお風呂からあがるときに、いちぼうに頼まれて洗面器を渡す。いちぼうは少しそれで遊ぶと、そばに置いて違うことをして遊んでいたらしい。そこで、たくにいが、その洗面器をとって遊ぶといちぼうが「それはぼくのだ。」と怒り、たくにいは「いちぼうは使ってないし、いちぼうのものでもない。」と主張して、いちぼうが手を出したりした・・・感じ?

(よくあるね〜。あるある。)

 

私「たくにいは、こうされたからこうした。いちぼうは、こうされたからこうしたんだよね。どっちも本当!ママは、どっちが悪いとか決めないよ。」

なんてことを言いながら、

泣きたい人には、気がすむまで泣かせておく。

なんとなく落ち着いてきたり、気持ちが切り変わったらたくにいといちぼうに話しかける。

 

私「さっきの喧嘩なんだけどさ、喧嘩にならないようにするためには、自分は何かできることはあったかな?」

たくにい「洗面器を何も言わないで取るんじゃなくて、いちぼうに「洗面器使っていい?」とか「洗面器、貸して」って聞けばよかった。」

私「なるほど。そうかもね。さすがたくにいだね。いちぼうは?」

いちぼう「分かんない。」

たくにい「僕、分かるよ。「たくにい、それはぼくが使ってたから返してもらってもいい?」って聞くの。」

私「なるほど。そうなんだ。はい、じゃあそれやってみようか。」

 

近くにあったコップを洗面器に見立ててロールプレイングスタート。笑

たくにい「いちぼう、この洗面器使っていい?

いちぼう「ダメ。」たくにい、困った顔。(あはは。あるある。)

たくにい「じゃあ、使わなくなったら貸してね。」

いちぼう「いいよ。」

 

私「おお〜!凄い!喧嘩にならなかったね。」と拍手!

私「はい、じゃあ次、いちぼうの番、たくにいが、洗面器をもう取ってしまったところからだよ。はい、スタート!」

いちぼう「たくにい、それいちぼうが使うから、返してちょうだい❤️。」

たくにい「分かった。」

 

私「おぉ〜!!いちぼうもできるじゃん!凄い!そうか、優しく言えばいいんだね。

よかった〜。二人とももう手とか足でしか話さないのかと思ったけど、ちゃんと口で上手にお話しできるんだね。あ〜安心した!!

 

二人ともにこにこ。

 

いやぁ、私今先生だったな、とちょっと笑えてきた。

ロールプレイングをして改めて気づいたことがある。

言葉を声に出してきちんと伝えることが大切だということ。

相手の言葉を聞き、自分の思いだけでなく、相手のことも考えて折り合いをつける優しさが必要だということ。

 

二人とも、やってはダメなことやこうするべきだってことは本当は分かってる。

外ではできてるみたいだけど、兄弟だからというのは大いにあるだろう。

外ではできないことを、家で思い切りやってみて、それじゃやっぱりうまくいかないことを学べばいい。

喧嘩は、大いにしておくれ。

でも、兄弟喧嘩と言えど、やっぱり手は出して欲しくないんだけどな。。。

 

昔から絶対手を出さないたくにいと、思い通りにいかないとすぐに手を出すいちぼう。

いちぼうは、大分手を出してはいけないことを学び、出すことは少なくなってきて(外ではそんな凶暴っぷりを一切見せていないらしい。)、

たくにいは、多少仕返しのつもりで手加減しながらいちぼうに手を出せるようになってきた。

 

経験するならやっぱり小さいうちに、か。