ママと先生、どちらも生かせ!ママ先生の自由帳

仕事(先生)も育児(ママ)も楽しみたい!毎日笑って過ごしたい!働きながらの子育ては、最幸の挑戦だ!と楽しんでいます。今しかできない、子育てをしながらの仕事や育児のことなどを思ったままに書き留める備忘録です。

《子育て》こどもの進化の仕方〜スケートやピアノの上達法〜

昨年末、数年ぶりにカラオケに行ったら、

今までは2〜3曲歌うとすぐに喉をやられてまともに歌えなくなってたのに(原因は分かっていてもなおせなかった)、

なぜか一切喉を痛めることなく2時間歌い続けられた。

これまた進化するアラフォーです。

 

進化論ついでに(笑)

たくにいといちぼうの進化(成長、ともいう)の仕方が面白い。

 

例えば、スケートの場合。

たくにいは、生まれて初めてスケートをしたときから

壁には捕まらずすぐに滑り始めた。

そして、走る、走る、走る、走る。

転んでも走り、また転ぶ。

ひたすらそれを繰り返す。

 

次の年、あまり転ばずに滑れるようになる。

でも、やっぱり走っている。

親「片足ずつをもう少し長く滑らせてみたら、もっと格好いいよ。」

親の忠告一切無視。

いや、無視というよりは、言葉では聞いてはいるが、

自分では出来ている、

これでいいと思っているようで、

ただひたすらに走る。

動画を撮って見せ、もっとよくなるには・・・と伝えてみても

変わらず走り続ける。

 

そして今年、見事に滑れるようになっていた!

しかも自由自在に動き回る。

 

 

いちぼうの場合。

初めてスケートをしたとき、

自分でもやってみつつ、困っているときは、

親「こうやって歩いてごらん。」

教えられた通りにしようとする。

 

2年目の今年も、自分でもやってみつつ、アドバイスも素直に受け入れ

ひたすら“走って滑るー”を繰り返す。

親「上手くなってきたから、走るを滑るにしてみようか。」

これまたすぐに忠実にこなそうとする。

そして、できる!

 

 

ピアノの場合。

たくにいは、ピアノが大好きで、とにかく弾きたい曲を弾きたいように弾く。

楽譜にある指番号も音楽記号も無視!

ある程度出来上がって、

親「上手だね。少しここがこうだよ?もっとこうしてみたらいいんじゃない?」

とアドバイスをしても無視!

いや、本人は出来ているつもり、これでいいという感じ。

 

最終的には、何度かピアノの先生に指摘されつつ時間の経過とともに改善され、上手くはなる。

 

 

いちぼうの場合。

ピアノは習ってないけど、保育園の音楽教室で少しメロディオンを習っており、

いちぼうが初めてピアノを弾くのを見たときは、

それはそれは指番号も忠実で完璧。

新しく曲を教えてみてもしっかり指番号を意識して弾いている。

 

 

まとめると。

たくにいは、“好き”“楽しい”の気持ちが強いのか、思いのままに、自由にやりたいようにやる。

アドバイスは、あまり受け入れず、やりまくって上達していく。(たくにいは、上手くはなりたいけど、目指す姿が私と違うんだろうな。)

 

いちぼうは、上手くやりたい思いが強いのか(上手なたくにいを見ているからというのもあるだろう)、アドバイスをしっかり聞いて動き、上達していく。

 

面白いなぁ、と思う。

いちぼうのタイプの方が進化が早い気がするけど、上達が早ければ言いわけでもない。

たくにいのように本能的に感覚的に学ぶ能力は、教えてつけられるものでもなさそうだし、得るものはたくさんあるだろう。

 

好きなように思いっきりやるのも大事。

アドバイスを受け入れるのも大事。

どちらもあればいいのになと思いつつ、

きっとこれからの出会いや経験で変わっていくだろう。

 

クラスのこどもたちの中にも様々なタイプがいる。

技能の習得の仕方も早さも求めるものも人それぞれ。

 

こうすればもっとすぐにできるようになるのに。

もっとこうした方が格好いいのに。。

こどもが満足していればいい。

大人が決めるものじゃないんだな。