ママと先生、どちらも生かせ!ママ先生の自由帳

仕事(先生)も育児(ママ)も楽しみたい!毎日笑って過ごしたい!働きながらの子育ては、最幸の挑戦だ!と楽しんでいます。今しかできない、子育てをしながらの仕事や育児のことなどを思ったままに書き留める備忘録です。

チョコがもらえなくても幸せ気分!?バレンタインにいつも行う授業(活動)

もう過ぎてしまいましたが、バレンタインデーのことを。

バレンタインにやる私の定番の授業(またはやる活動)です。

 

チョコレートがもらえるのか、もらえないのか、気にしたくなくても何かと話題になり、男子にとっては何かと面倒であろうバレンタインデー。(もらえる保証がある人にはハッピーだろうけど。)

こんな日に、少しでもみんなが幸せな気持ちになれるようにと(余計なお世話?)、私が毎年行なっていることがある。

 

本当なら、全員にチョコレートを配りたいくらいだけど今のご時世そんな訳にもいかない。

その代わりに、クラス全員が、一人ひとり全員に書いたいいところみつけカードの交換をするのだ。

 

バレンタインデーの一週間前くらいに、道徳や学校の生活目標か何かと絡めて、“クラス全員が全員分にいいところみつけカードを書くことに挑戦する!”という流れに持っていきます。

そして、当日までに「全員分のカード」と「お気に入りの封筒」を一つ準備します。

道徳の授業を使って、「よいと思えた日から」という教材を読みます。

これは、自分にはよいところがないと思っていた主人公が、友達からの言葉をきっかけに、自分のいいところを見つけ、変わっていくお話です。

よいところを伸ばすと人は代わるというようなことを共通理解したあと、

「このお話にも出てきたように、みんなにも“お守り”をもって欲しい。だけど、自分のよいところは自分では分かりにくいから、仲間に教えてもらおう。いいところカードを交換し合いましょう。」

という流れでカードを交換し合います。

このとき、必ず名前を呼んで直接渡すようにしています。

 

たくさんの名前が飛び交い、笑顔で交換する、とっても温かく素敵な時間が流れます。

交換し終わると、子どもたちは貰ったカードを笑顔で、にやけながら読んでいます。

 

そして、貰ったカードを「お気に入りの封筒」に入れて“お守り”にするのです。

 

こんなことを数年続けてきました、が!今年は、都合上バレンタインデーの前にこの授業をしてしまいました。しかし、このとき、私からのカードを渡せずにいたので

バレンタインの日に渡すことができました。

 

私「今日はバレンタインですね、先生は、みんなにチョコレートを渡したい!!だけど、今の時代そんなこともできないんだよね・・・。」

ある子「それならおもち(学級目標のポイントのこと)ちょうだい!」

私「そうです!代わりにおもちをあげたいと思います。ジャーン。先生からみんなに、おもちカードを渡します。」

子どものナイスな発言で、いい流れでカードを渡すことができました。

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このカードも、毎年ちゃんと学級目標のキャラクターにしておくことがポイントです。

 

チョコがあってもなくても、ますます幸せな一日になったかな?

みんな大好きだよ!