ママと先生、どちらも生かせ!ママ先生の自由帳

仕事(先生)も育児(ママ)も楽しみたい!毎日笑って過ごしたい!働きながらの子育ては、最幸の挑戦だ!と楽しんでいます。今しかできない、子育てをしながらの仕事や育児のことなどを思ったままに書き留める備忘録です。

臨時の三大ニュース!?〜年度末の授業参観〜

今年度最後の授業参観があった。

何をしようか前日まで悩み、

管理職にも「そんなに悩んでるの、さくらっこさんくらいだよ~。」と笑われるほど。

他のクラスは、国語の学習でやっている発表や算数をするという。

 

私は、たくにいの授業参観の影響を受けて、普通の授業でもいいけど、最後だからみんなの活躍やクラスのいいい雰囲気のところも見せたいし・・・と悩みまくる。

授業でも観せたい姿は色々あって、やるなら道徳。(難しいけど勝負したい!)

発表会にするには、あまりに準備しなさ過ぎだしなぁ、と優柔不断発揮しまくり。

道徳か発表会か、子どもたちにも聞いてみたのにピッタリ半分に意見が分かれた。

やはり、最終決断は私だ!

でも、子どもたちとやりとりしていると色々思いつき、それを口にすると子どもたちが一気にのってきて、決まった!!

子どもたちがのったものだから、前日とは言え、準備は絶好調。

 

さて当日。

私が選んだのは、発表会。

国語の最後にある小単元「私の三大ニュース」。

一年間を振り返って、自分の三大ニュースを発表するというものだ。

やはり、子どもたちひとりひとりの場を作りたかったのと、成長や思いを聞きたかったし、聞かせたかったから。

しかーし、30人以上が発表し続けるのは、一人一分としても途中退屈者が出るだろう。せっかくの発表も勿体ない。

 

そこで「ニュース31」と名付けてニュース番組形式にして、アナウンサーを設けた。

アナウンサーの話を持ち出したら

「それならAくんが、いいよ!普段から実況真似をしていてうまいんだよ。」と盛り上がった。

Aくんは、人前に出たい憧れはあるが今ひとつ自信がなく、引っ込んでしまうところがあった。

私「Aくん、みんなから絶大な推薦があるけど、どうする?やるかどうかは、Aくんに任せるよ。」

Aくん、しばらく考えて

「やります!

おぉぉぉぉ!私は内心物凄く嬉しかった。きた!ついにきた!いいぞいいぞ!!

 

そんなAくんたちによる

面白いアナウンサートークからスタート。

(時間がなかったため、シナリオは、子ども達が原稿を書いているときに私が考えた。平昌オリンピックをちょいといじったら、こどもたちにも大好評。)

クラスの発表が半分終わったところで、CMに。

クラスの紹介CM。

これが大成功!

前日に呼びかけて、2人以上のグループでなら、やりたい子は全員やれて、内容もすべて任せたのだけど、

意外な組み合わせのメンバーとかで

クラスレクのことを劇風にしたり、係紹介をしたり、芸人のモノマネをしたり、

「さくらっこ先生のおっちょこちょいCM」までやってくれた。

やるなぁ、子どもたち!

個性も出たし、笑いもいっぱいで

後半の発表も引き締まった。

 

最後にアナウンサーの、平昌オリンピックを観た後かのような熱いコメントを言ってもらい、

エンディングと称して全員合唱。

子どもたちの歌声が本当に素敵だから保護者の方々にぜひ聞いて欲しかったし

子どもたちからも「歌いたい。」とあったので歌ったけど

ここでは保護者も涙。

時間が足りなければできないなと覚悟していたけど、

なんとジャストタイムで終了。

私はほぼ一言も発さず、素敵な一時間が流れた。

何より、一人ひとりの発表の仕方が、これまでの学習や経験がしっかり活かされていて、成長を感じられたのが嬉しかった。

そして、「三大ニュース」の内容に「友達が教えてくれたから」「◯◯さんという優しい友達に出会えたから」「先生が優しく教えてくれたから」と

クラスの友達(や私)のことがたくさん書かれてあったことも嬉しかった。

 

平昌オリンピックに負けない熱い一時間だったよ!

やったね!